花散らしの雨
小径は蕊の彩り
下がる気温
唯一仄かな熱 貴方の想い
彼の地もまた雨なのでしょうか
唯々思考は貴方へ繋がる
あの夜無事を願う言葉を言えず
だから私は貴方の帰りを信じるよりないのです
外は雨
歓声は聞こえず
新緑の優しさを待つのみ